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「『好きだ』って言われた時…正直ビビった💦でもそれ以上に……嬉しかった…」
朝の風が少し肌寒くて少し心地いい中、トシくんの声だけが妙に透き通って耳に入っていく
「……?」
「キミが言ってたみたいな…その、『気持ち悪い』みたいな事は…正直、感じなかったんだよ…?」
「…そぅ、なんだ…」
なんだろうか、
これは脈有りって事だろうか、
「バイト休んで、連絡取り合わなくなって…応える勇気無くて、ずるずるしてた…」
「………」
トシくんの一言一言にびくびくしてしまう
身構えてしまう
トシくんはなかなか留めの一言を言ってくれない
早く諦めさせてよ
「その……
…ごめん…」
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