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直樹とは離婚以来会って居なかった。
近所のはずなのだが、自分もなるべく会わないようにして居たからだろうが。
直樹はキョロキョロと探しているように見えた。
振り返って
「直ちゃん~」
手を上げると、
ハッとしたような仕草で、近づいて来た。
「こんにちは、
こんばんはどっちだろ。」
「どっちでもいいじゃん、 しばらくぶり。
今日はごめんね。
突然呼び出したりしちゃって。」
「でも、どうしたのよ。
急に美樹に会いたいなんてさ。」
"直樹は内心ドキドキしていた。
めぐみの色っぽい服装、仕草など.......。
一番は、美樹と会わせる事により 亜紀がきずいた美樹との関係に亀裂が入るかもしれない事だったのだが。"
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