2章 ???

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2章 ???

「おい!!例のアレは平気なんだろうな!?」 学校の教室の2教室分近くあるこの部屋、 薄暗いコンクリート造りのこの部屋の中央で、神経質そうな顔をした男はいった。 「その件でしたらご心配なく…」 感情の入っていない冷たい口調で言い放つ背の高く、標準的な体型で、鼻筋がスッと通っていて、常に目に見えているモノを観察しているような目の男が冷たくいった。 「フンッ、それならいい、いいな、絶対にバレるんじゃないぞ?」 なんだこの男は、いつもうるさそうだな、こういう人はきっと女子高生に一瞬で嫌われそうだ。 「はい、全て私にお任せ頂ければ……様の思い通りになります…」 そう男がまた冷たく言い放つと重い錆びた扉をゆっくり開け、出て行った。 「…おのれあの男め!いつからあんな生意気になったんだ!」 いつになったらこの神経質そうな男は静かに喋るんだろうか。
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