夢さえも奪いたい

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『丸坊主?』 夕方、戻ってきた花はまた呆れた顔で笑う。 「うん。スッキリしたいんだ。」 寝かされたまま、花に委ねた。 『結構、むずかしいね。』 ベッドの右に左に忙しそうな花。 「真正面からすれば?乗っていいよ?」 深く考えもせず発した言葉。
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