七不思議の四九羅さん

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僕は私立〇▲高等学校の前に居た。今日は入学式だ。そして僕は今日から高校生!!がんばるぞぉ!! 「何突っ立ってんだよ、萢夜」 「うわっ!?びっくりした。竜輝(タツキ)驚かさないでよ」 今僕に声かけて来たのは、苅野竜輝(カリノ タツキ)。家が隣で、小学校のときからの友達なんだ。 「別に驚かす気はなかったさ。俺が声かけたら、お前が勝手に驚いただけさ。それとお前よくもおいて行きやがったな、この野郎!!」 「!?……アハハハハハハ!!…やめて!!ごめんって!!もうおいて行かないからぁ!!」 竜輝が脇腹の辺りをくすぐって来た。 「あんた達またやってんの」 そんなときに来た、女神様…いや違うな、魔王様は、葛原杏(クズハラ アンズ)。小学校のときに引っ越して来たお隣りさんで、それから仲良くしてる。 「おはよう、杏」 「おはよう」 「杏ちゃん……これやめさS…アハハハハハ!!」 「いい加減にしなさい。高校生にもなってそんな幼稚なこと」 バシッ すると手が離れた。何故って?杏ちゃんが竜輝を叩き飛ばしたから…。 「ありがとう、杏ちゃん」 「今度アイス奢りなさいよ」 「うん」 僕たちは校舎のほうに歩き出した。
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