sweet・すばる

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今日もまた 君の隣の席で作戦を練る。 "どうやったら君を困らせれるか" あ、いいこと思いついた。 「はい、先生ー。その問題、内田さんが解けるそうです」 「えっ?あたしそんなこと言ってな―」 「そうかそうか。じゃあお願いしようかな」 先生がそう言って 美幸にチョークを差し出した。 「ちょっと、すばる最悪!」 こそっと でもしかめっ面してそう言った美幸。 「ほら、行ってこいや(笑」 そう言うと 美幸は仕方なく前に出た。 「え~っと…分かりません…っ」 「ったく…。戻っていいぞ」 先生にそう言われた美幸は 恥ずかしそうにこっちへ向かって来た。 「もー!すばるのバカ!」 ほら見れた。 俺が好きなその困った顔。 こんなこと 毎日毎日楽しんでる 美幸に片想い中の俺。
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