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｢章大、大丈夫かな(笑)｣
今日は特に予定ないし
下で待っててあげようかな。
そう思い私は教室を出て
1階まで掛けおりた。
｢お、千香やん｣
｢あ、亮ちゃん!どうしたのこんなとこで｣
｢千香こそ｣
｢私は章大を待ってようと思って｣
｢あ、俺も｣
｢え?章大待ち?｣
｢いや、俺は大倉やけど(笑)｣
｢そっか、大倉君も生徒会入ってるんだよね｣
｢そ。アイツ成績悪いから、生徒会で取り返そうとしてんねん。アホやろ?｣
｢あははっ。確かに生徒会なんて大倉君には似合ってないかも(笑)｣
亮ちゃんは私の幼なじみ。
小さい頃から仲良くしてて
お互いが何でも話し合える大切な存在。
｢そういやヤスと千香ってさー、どういう経路で今に至ってるん?｣
｢え?何急に｣
｢いや、ちょっと気になって｣
章大と私が出会ったきっかけかぁ…
それって確か
ずいぶん前のことだったな。
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