sweet・章大

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「ちょちょ!大丈夫!?」 その時走って来てくれたのが 章大だったんだよね。 「え…」 「どうしたん!?ケガ?」 なぜだか章大もすっごく焦ってた。 「いや…あの…っ。何でもないです」 「何でもないことないやろ?言うてみ?」 「…っ…女の子の…」 「女の子…?…っあ!!お腹、痛いん?」 「…はい…っ」 「もしかして君も受験生なん?僕、○○高校の受験生で…」 「あ…私…も‥」 「ホンマ!?ならちょうどええ。背中乗って!」 そう言って章大はしゃがんで私に背中を向けた。 「え‥でもっ‥」 「ほら!僕と一緒に行って、僕と一緒に合格しよう!」 章大は力強く私に笑いかけてくれた。
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