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「一宮さんはここで何してんの?」
知秋は美歌に聞いた。
「ん?暇だったから、ぶらってしてたらこの公園に来てたの。緋央くんは?」
美歌は聞き返した。
「知秋でいいよ。俺はこれから部活♪あっ、暇なら練習見に来ない?」
知秋は美歌を見学に来ないかと誘った。
「私も美歌でいいよ。私なんかが行ってもいいの?サッカーの知識0だよ?」
「全然OKだよ!!美歌ちゃんが来るならみんな張りきるだろうしね☆」
知秋は笑いながら言った。
「だったら、見に行きたい!!でも、こんな格好でもいいの?」
美歌は自分の姿を見た。美歌は、着物を着ていたため、うぅーんと唸っていた。
「いいって、格好なんか気にしないで。じゃあ、行こっか♪お手をどうぞお姫さま?」
知秋はふざけながら言った。
美歌は顔を紅潮させながら、ありがとうっと言って2人は手をつないで学校へと向かった。
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