───終わりゆく日常───

5/7
前へ
/31ページ
次へ
戦闘開始。 もうこいつに任せてやろうかと思う。 が、見た感じ少し圧されてるな。 「……仕方ない奴だ」 そして呪文を唱える。 「出ろ、聖剣」 聖剣を呼び出し、龍の下へ駆けつける。 「大丈夫か?」 「なんとか。で、その剣は何だ?」 どうやら大丈夫なようだった。 「貰い物だ。何でもない」 そう答え、俺は悪魔の方を向く。 「あれの動きを止められるか?」 と、龍に尋ねる。 「まぁ、なんとかできると思う」 「できると思うじゃなくてやれ」 それだけ言うと、俺は駆け出す。 「おい、待てよ」と言う声が聞こえるが無視。 「…ったく、仕方ねぇな」 呆れたように龍がそう言うが、悪魔の動きを封じる。
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加