2人が本棚に入れています
本棚に追加
/31ページ
「お前……何者だ?」
と、男に尋ねる。
「命の恩人に対してその態度はないんじゃない?
騎士(ナイト)君」
「何故俺の名前を……」
「そりゃあ、俺が神だからさ」
「はっ、つくならもっとましな嘘をつくんだな」
「お前さんがどう思おうとお前さんの勝手だ。
それより、その聖剣はやるよ。頑張って悪魔と戦うんだな」
そう言うと男は姿を消した。
「ちっ、勝手なことを……」
だが、まぁいい……。と思いながら元の道を行く。
ふと時計に目をやると……
09:00。完全に遅刻だった。
「くそっ」
悪態をつき、俺はその場を後にした。
最初のコメントを投稿しよう!