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ある街にバースデーケーキで有名なケーキ屋があった、ケーキ屋の主人は、優しく、腕前の良い66歳のバズという、お爺さんだった。
彼は今まで、たくさんの子供や大人のバースデーケーキを作ってきた、そんな彼にも67回目の誕生日が2日前に迫って来たのだ。
2日前のある日、店に1人の女の子が入ってきた、女の子は店に入って来るなりショーケースに顔をくっ付け1人で笑っている、それに気付いたバズは
「メル‥毎日来てくれるのは、ありがたいけどショーケースに顔をくっ付けて笑うのは止めてくれないか?」
「だって美味しそうなんだもん!」
メルはケーキ屋の向かいに住んでる女の子だ。
メルはバズに聞いた。
「ねぇ、バズは好きなものは何?」
「う~ん?今は無いけど3年前に食べたメリーチョコレートとか昔は森の中にあったベリーストロベリーとかかな、何でそんなの聞くの?」
バズは聞いた、するとメルは
「なんでもないの」
と言って店を出た。
バズには何の事だか本当に分からなかった。
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