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そんなこんなで今俺達は体育館の入り口で、自分達のクラスにどう入り込むか悩んでいる。
そしてこの美羽という女の子にも悩んでいる。
「でっ?どーするよ紅人君」
と美羽が問いかけて来て
「でっ?って言われてもなぁ~・・・・・
もう覚悟決めて突っ込むしか・・・・」
と、諦めの言葉を漏らそうもあれば、
「そ、それじゃつまんない!!」
と、美羽が意地を張る。
正直面倒くさい。
「つーわけで行くぞ。」
何時までも構っては居られないので、俺は美羽の腕を掴んで引っ張った。
しかし、そう簡単にコイツが折れる事もなく・・・・・・
「いーやぁーだぁー!!」
と駄々をこね始めた。
子供かお前は!!
そう言えば俺、いつの間にか口調が戻ってるな・・・・まぁいっか。
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