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ニューヨークのとある路地裏で俺は追われていた。 「いたぞ!絶対に逃がすな!」 身体に刺青を入れたゴツい奴が低い声を放ちながら、俺に近付いてくる。 ……ヤバい、殺される! 俺の心臓は走りつづけたのと、恐怖で自分でもわかる程早いペースで血液を送っている。 そして、俺はとある廃墟の中に窓から入って、壁に座ってもたれかかってどういう経緯でこうなったかを振り返った。
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