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一年前いなくなった君 本当の愛を教えてくれた君を 傷付けることしかできなかった どうしてあの時 君に手を差しのべなかったのだろう どうしてあの時 一言でも 引き止める言葉を言わなかったんだろう 許されることを望んでるんじゃない あの時に戻りたいわけじゃない ただ間違った自分を許せない そう思うようになったのは 少しだけ私が歩き出してしまったから きみを置いていきたくない 君を思い出なんかにしたくない 君を永遠に愛したい でも 私は歩くしかないの 君の分も 君と私達の命の分も わかってるけど 歩きだすことが怖いんだ
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