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どれだけこの時を望んだことだろう。
慣れない服を来て民衆の見えるテラスでまだかまだかと身体が落ち着かない。
1番好きなあの姿を求めて。
どうにも落ち着かないから近くに居た将軍に頼んで様子を見て来てもらうことにした。
彼女は今どうしているだろうか。
緊張して震えていたりするんだろうか。
震えていたとしたら自分に助けを求めてくれているだろうか。
マイナス思考しかできない自分に腹が立った。
――あんたは俺が護る――
そう言うって決めてたのに自信が無くなる。
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