記憶

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記憶はある 言葉もある けど・・・なにかを忘れている いや忘れさらなくては気がする 俺には昔の記憶だって存在する 昔から使っていた言葉だって存在する しかし何を忘れているんだ? 何故忘れさるしかなかったんだ? 俺の記憶には確かに俺は居る けどはたしてそれは俺か? 俺自身なのか? 俺は生きてるのか? 確かにここに居るのか? 俺は俺なのか? わからない・・・ 忘れさるしかなっかったから 俺は俺になったのか? 記憶を探っても見当たらない やはり俺は死んでるんじゃないか? やりたい事もない 生きる価値を見出だせない 生きる必要性を見出だせない 生きたいと願う活力すらない けどなぜかここに居る 生きてるか死んでるかはさだかではないがここに居る いや既に居ない方が正しいのかもしれない 俺は誰からも見てもらえない 視界にすら入り込めない 映らない存在 映らない存在が 生きる価値なのか? 生きる必要性なのか? 俺には苦痛を覚える所はあるらしい なぜなら今苦痛を背負っているから なぜ苦痛だけ・・・ 喜怒哀楽があるはずなのに なぜ哀だけ・・・? 俺には喜びも楽しみも不必要だからなのか? 苦痛という名の楔に縛られ 喜も楽も手の届かない所にある ここが俺の居場所 いや居場所がないからこうなって楔に繋がれてるのかもな
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