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知ってる方はこんにちは、知らない方は初めまして。
ボクが現在のマホロバ一派の策の要であり、マホロバ様の側近のソラです。
場所は申しあげられませんが此処が我らマホロバ一派の拠点になります。
ソラ『相手方もこちらの妖に対抗する力を持ってましたか………』
ボクは今自室にて策を考えているのですが………
ソラ『二匹の白虎が再び闘神士を得て……さらには神流の闘神士もまたこの時代に………』
先の大戦の英雄の式神達が一気に揃い、ましてや………新たな力を得たとなると妖だけでは太刀打ちのしようが無くなってしまいます。
数少ない救いは天流のヤクモ……ナギさんの手により彼の力を奪えた事、もう一つは白虎の闘神士がまだ未熟……
ガシャーーーン!!
?『テメェ、もう一度言ってみろ!』
?『何度でも言ってやる、この単細胞が!』
ソラ『はぁ…………またですか、あの二人は………』
単細胞と罵倒されたのが火行王のシラヌイさん、罵倒したのが金行王のカゲロウさん。
ドトウさんの提案であの方々にペアを組んでもらいましたが…………絶対に失敗ですよね、あれは。
カゲロウ『マホロバ様の命でなければ誰が貴様のような単細胞と……』
シラヌイ『この!?また言いやがったな!テメェ、表に出ろや!!』
此処から外には出られませんよ、単細胞。
ドトウさんもなんでカゲロウさんとあの単細胞を組ませたんでしょうか……もしかして、ドトウさんテキトーに言ったんじゃ………
ソラ『あぁ………頭が痛いですよ。本当にか……』
『マホロバ様、マホロバ様、マホロバ様………』
もう泣いて良いですか………
ボクの部屋の隣の部屋居るのは木行王のウンリュウさんははっきり言って四転王一の変人です。
嫌でも認めてしまいます……マホロバ様を狂信していて、毎日さっきみたいな声が聞こえてきます。
恐怖は無いですが…何故か泣きたくなります。
ソラ『誰か助けて下さい……本当に辛いです…』
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