ソラの受難

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ドトウ『あいつらの事はどうにもならん………諦めろ……』 なんて非情な返答でしょうか………三日は落ち込めますよ…… ソラ『さすがにあんまりじゃないですか?』 ドトウ『シラヌイとカゲロウは水と油だ………すぐに言い争いが始まる……ウンリュウやナギいわく昔からああだそうだ。』 ソラ『……………諦めます…』 部下(?)に恵まれてないんですか………ボク……普通の人だったら軽く鬱になれますよ、この環境は…… もういいや……たまには誰かに愚痴を言ってみよう…少しは気分が晴れるかも。 ソラ『ボク……ナギさんのところに行ってきます。』 ドトウ『わかった。』 ゆっくりと部屋を出てナギさんのところへ向かっていきましたよ。 部屋を出たとき単細胞とカゲロウさんがまだ言い合いをしていたのですが………もう視界にすら入れませんでした。 ナギ『おぉ、ソラか。いったいどうしたんだ?』 ソラ『愚痴を聞いてもらえませんでしょうか………』 彼は水行王のナギさん、四転王の中で唯一の真人間だとボクは信じています。 ナギ『珍しいこともあるのぅ、まぁ座れ。』 ソラ『はい………』 ナギ『何があったかは知らんが、話してみろ。楽になるはずじゃき。』 ボクは言われるがまま座り、延々と愚痴をこぼした。 いつの間に渡されていた酒も気にせずに飲みまくった……… ソラ『らいたいれすねぇ~………ヒック……ドトウしゃんは……でりかしーがたりないと……ヒック…おもうんれすよ………』 ナギ『そ………そうか…お前も大変じゃのぅ……だかさすがにもう酒はやめた方が…………』 ソラ『ひろいれすよ~…ボクに飲ませる酒は無いって言いたいんれすか~?』 ナギ『い…いや、そういう意味ではないんじゃき……』 そんなこんなで散々愚痴をこぼし、酒を飲みまくったあげく酔い潰れて………部屋に運んでもらったらしいです。 目が覚めた時には日付が変わっていて……二日酔いが酷かったです。 ソラ『頭痛い………吐きそう………でも、今日は頑張らないと………』 ボクは机から取り出した四つの神操機を持ち………拠点を後にした……
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