序章~事の始まり~

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「さっきも言ったけど、君の行動が気になってただけなんだ」 ふうん、というふうに彼女の眉毛が微かに跳ねる。「それだけなんだぁ」と言わんばかりに。 「で、私のストーカー君」 と洋介の名前を勝手に決める。確かに世の中ではストーカーと呼ばれてもおかしくない。けど認めてしまうと僕はただの変態だ。変態さんいらっしゃ~い。って、コラ。 否定したい気持ちを抑えつつ、
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