2人が本棚に入れています
本棚に追加
あんなワケわからん戦いになる前
(3012年4月10日))
ピリリッ、ピリリリ…
"ガッチャン"
あれ?もう朝カァ~。
部屋のカーテンを開けるカイト。
いつもの様に朝ごはんを食べ学校へ向かう。
高校1年D組、桐山カイト。
まだ入学仕立てであるのだが既に学校に行くのに飽き飽きしていた。
つまらない。
毎日同じ事の繰り返し。自分はこの世界の神に操られているんだ。
そうやってなにかしらの思い込みを常に考えている。
同じクラスの、城戸ミツルはいつもいつもくだらない話を長々と話してくる。
もうソイツには、ソイツだけには関わりたくないベスト1の友達だ..
たまたま今日は、先生達が会議で部活はなかった。
((ナァ~カイトぉ~部活ないと暇じゃね?
(あぁそうだなっ、帰宅部は常に暇だ。)
実は、帰宅部という名の部活だった。だから先生達の会議もクソもない元からなしなのだ。
そうして話しているうちに我が家の前にいつの間にか着いてた。
じゃあな〓また明日"
そう言ってミツルはこの世界から姿を消した。
知ってる?この世界の他に反転世界が存在するのを。
そこには今までとは全て逆。つまり平和~不平和へと変わるのだった。
なぜ、突如この世界からミツルが消えたかそれは、ほんの数時間前にさかのぼる。
理科室に鍵が落ちていた。(なんだ、誰がこんなところに鍵なんて…。
その時触れた鍵<Key>>
は反転世界への道を自動適に解匣する物だった。
それはこの世界に3つ存在すると言われている。
そのうちの1つをミツルは所持してしまったため反転世界へと姿を消したのであった。。。
最初のコメントを投稿しよう!