初めてのお仕事

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************** 『綾そっちは終わったか?』 「終わったよー。ちょっと手間がかかったけどね」 『そうか、ご苦労様』 「僕らはもう生徒会室で待機してるよ」 『若菜は?』 「さっき来て、みんなにお茶配ってる」 『わかった。俺たちもすぐに向かうから』 「了解」 綾は携帯をしまうとお茶を配る若菜に声をかける。 「若菜ちゃんもうすぐ士稀君たちも来るみたいだから、お茶の追加お願いしてもいいかな?」 「あ、はい。わかりました」 給水室に向かう若菜。 それから数分後、中野を連れた士稀と和也が戻ってきた。 「さて、中野先生、原野をはじめとする野球部員には女子生徒の盗撮及び、スポーツ賭博の疑いがかかっているが…」
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