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『綾そっちは終わったか?』
「終わったよー。ちょっと手間がかかったけどね」
『そうか、ご苦労様』
「僕らはもう生徒会室で待機してるよ」
『若菜は?』
「さっき来て、みんなにお茶配ってる」
『わかった。俺たちもすぐに向かうから』
「了解」
綾は携帯をしまうとお茶を配る若菜に声をかける。
「若菜ちゃんもうすぐ士稀君たちも来るみたいだから、お茶の追加お願いしてもいいかな?」
「あ、はい。わかりました」
給水室に向かう若菜。
それから数分後、中野を連れた士稀と和也が戻ってきた。
「さて、中野先生、原野をはじめとする野球部員には女子生徒の盗撮及び、スポーツ賭博の疑いがかかっているが…」
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