初めての自我

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スクッ するとその小さな人形が動き出した パチュリー「???…な、何かしら?」 正直パチュリー自身も驚きを隠せなかったようだ その人形がどこから取り出したかわからないスケッチブック(縦5cm横8cm)とペンを使いパチュリーに話しかけてきた (えっ…と…ありがとうございます。私自身先ほど目覚めたばかりなので) パチュリー「小悪魔!!」 小悪魔「はい」 ちょっと怪訝そうに パチュリー「これは何かしら?」 小悪魔「新しいゴーレムですか?」 パチュリー「違うわよ」 カキカキ (あのぅ…) 誰も気づいてくれない パチュリー「とりあえず…処分するわ」 エッセエッセ!!カキカキ!! (ちょっと待ってください!?私は本を読みたいだけです!!処分だけは勘弁してください) 小悪魔「可愛い///」 パチュリー「…わかったわ。」 人形はホッとした様子でいた (では…本を読んで良いでしょうか?) パチュリー「待ちなさい。とりあえずレミィの所に行くわよ」 首を傾げ人形は書き始めた (その人は誰なのですか?) パチュリー「会えばわかるわ」
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