学園

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  「今日の予定だが、まずお前達に自己紹介をしてもらった後、全校集会がある。では、右上の生徒からしていってくれ」 そう言うと、教室の扉に一番近い座席の生徒から、自己紹介が始まった。 次々自己紹介していく中、あの窓から飛び降りた男子生徒の自己紹介が始まった。 「マルク=オーデュスです。使える属性は風と水です。よろしく」 簡単な紹介ではあったが、何故か歓喜の声が上がった。 「おお!君がオーデュス家の者か!期待しているぞ!!」 どうやら有名貴族の子供の様だ。 「ありがとうございます」 そう言ってマルクは席に着いた。 それからは順調に進み、ついにセリスの番となった。  
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