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中央分離帯のしげみから人が飛び出してきた!
スピードは止まろうと思ってたくらいだから、そんな出ていなかったが目の前すぎたのと急だった為にブレーキが遅れた。
そのまま、人に当たり単車は横に傾き始めた。
彼女に、
「早く降りて!!」
ギリギリまで単車をこかさないように踏ん張った。
彼女が飛び降りた後、自分も飛び降りる予定だった。
この数秒の出来事、スローモーションのようだった。
そして、スローモーションが終わり・・・
ガシャーン!!
自分は飛び降りるのが間に合わず、ハンドルを押さえたまま、単車の重さと共に中央分離帯の縁石のカドに顔から突っ込んだ。
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