ロクデナシ

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ロクデナシと呼ばれ続けて 世間には煙たがられ 大人には非難され続けて 独裁者の支配振り解いた夜 全てがお前等の為にあるワケじゃないのに 何故俺はまた今日も吠える 奴等と言ってる事は同じだ 大人達は銭、金に目が眩んで どっちが前を向けてないんだ 一人きりで泣いた夜 夢はなんですかと聞かれた時 一番怖いのは勇気だと知った 俺はまだ間に合いますか 俺はまだ生きている 劣等感で十分なんだ 劣等生で沢山だ 自由を縛られるくらいなら 俺はまた背中を向けるだけ 本当は知ってるんだ お前等が成し遂げたいと願うもの だけど素直にはなれなかった 素直でいる事が何よりも尊く思えた 余計なもの等気にせずに行こうぜ いつしか心の病背負っても 重圧感でいっぱいなんだ はみ出し者で構わないから 誰か俺に誇りを与えてくれ 本当は一人じゃ何も出来ないんだ 全てが憂鬱の為に世界が暗くなるのなら 行ってみようぜ風の向こう側へ 全てが意味の無い事なんてないんだ お前の為に世界は回る 夜の街を駆け抜けてやろう 太陽目掛けて歩いてやろう ヒカル虹だって渡って見せよう かなり近付いたはずだろう 劣等感なんてもう沢山だ みんなが持ってる勇気が欲しい 劣等生なんてならなくていい 子供のまま夢見れるならそれでいい
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