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俺が通っているのは自分の町
から十駅も離れている私立高校
運動部に力を入れている学校で既に世界レベルのアスリート達を沢山世に送り出している事で有名な学校だ
まぁ、ゲームばっかりで運動
なんか全く興味の無い俺に
とってはどうでもいい話
なんだけ…
「うわぁぁー!!助け…て」
何だ!?
ごく普通の日常を打ち砕くように男性の悲鳴、そして聴いたことも無いような獣の低い声が
響く
「なっ!?」
悲鳴の方に駆けつけると
そこには化け物がいた…
全体的な形は犬、
だが全身は緑色で背中からは
悪魔のような羽根が生えている
異常、奇形…
この獣はそんな簡単な言葉で
片付けられないほどに異常だ
しかも…
グチャ…グチャ…
人を食べている…
頭部、腹部が喰われて
元々どんな人だったのか…
原型を保ってない…
「何だよコレ…夢だよな!?」
俺は考えるよりも先に
走りだしていた。
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