プロローグ的な何か

3/4
前へ
/56ページ
次へ
俺が通っているのは自分の町 から十駅も離れている私立高校 運動部に力を入れている学校で既に世界レベルのアスリート達を沢山世に送り出している事で有名な学校だ まぁ、ゲームばっかりで運動 なんか全く興味の無い俺に とってはどうでもいい話 なんだけ… 「うわぁぁー!!助け…て」 何だ!? ごく普通の日常を打ち砕くように男性の悲鳴、そして聴いたことも無いような獣の低い声が 響く 「なっ!?」 悲鳴の方に駆けつけると そこには化け物がいた… 全体的な形は犬、 だが全身は緑色で背中からは 悪魔のような羽根が生えている 異常、奇形… この獣はそんな簡単な言葉で 片付けられないほどに異常だ しかも… グチャ…グチャ… 人を食べている… 頭部、腹部が喰われて 元々どんな人だったのか… 原型を保ってない… 「何だよコレ…夢だよな!?」 俺は考えるよりも先に 走りだしていた。
/56ページ

最初のコメントを投稿しよう!

266人が本棚に入れています
本棚に追加