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「なんか意外だね。遊んでそうには見えないのに…」 いやいやいや… どうやらこの前の飲みの時に話した内容の続きみたいだ 『んー遊んでるって訳じゃないんだけど… なんつーか俺、来るもの拒まずって言うか… 彼女がいたら掃除とか生活に困らないし…』 って何真面目に答えてんだ 「まぁいいや」 じゃあ聞くなよっ 「忘れてた…連絡先教えてくれない?」 『え?』 「赤外線できる?」 『あ…ああ』 いきなり何なんだ? 別にいいんだけど… ズボンのポケットを探る 『うお!!』 携帯を開いたら着信履歴が1…2…3…4… 全部彼女からだった 「凄いかかってきてるね」 『うわっ!』 「ん?」 『びっくりしたー…ってか覗くなよ!』 「ごめんね。つい…」 『とりあえず…俺受信するから送って?』 「うんっ」 慣れない赤外線を使い、俺達は連絡先を交換したんだ… .
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