13532人が本棚に入れています
本棚に追加
ようやく出勤時間が近付いて来た…
車に乗り込み、サイドミラーで軽く頭をチェックした
うん…
見えない(笑)
「何してんの?」
『別に!』
「…どのあたりか教えてくれない?
とりあえずそこまで行くから」
『お、おお』
仕事先の場所をある程度説明する…
『で、コンビニを曲がった所だから』
「…わかった」
「何時に終わるの?」
突然聞かれた…
『…その日によるからはっきりした時間はわからねーんだよな』
「迎えに行くよ」
『いやいやいや…いいよ。マジ何時に終わるかわかんねーし…
仕事終わったらそのまま家に帰るから』
「わかった」
『…あっそこのコンビニを右』
ようやく仕事先に到着…
『やべーっ時間ギリギリだ』
俺は急いで車から降りた
『ありがとな!』
「頑張ってね。無理しちゃダメだよ」
『おう!』
朔夜の視線を背後で感じながら、
俺は急いで仕事へ向かった
.
最初のコメントを投稿しよう!