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ようやく出勤時間が近付いて来た… 車に乗り込み、サイドミラーで軽く頭をチェックした うん… 見えない(笑) 「何してんの?」 『別に!』 「…どのあたりか教えてくれない? とりあえずそこまで行くから」 『お、おお』 仕事先の場所をある程度説明する… 『で、コンビニを曲がった所だから』 「…わかった」 「何時に終わるの?」 突然聞かれた… 『…その日によるからはっきりした時間はわからねーんだよな』 「迎えに行くよ」 『いやいやいや…いいよ。マジ何時に終わるかわかんねーし… 仕事終わったらそのまま家に帰るから』 「わかった」 『…あっそこのコンビニを右』 ようやく仕事先に到着… 『やべーっ時間ギリギリだ』 俺は急いで車から降りた 『ありがとな!』 「頑張ってね。無理しちゃダメだよ」 『おう!』 朔夜の視線を背後で感じながら、 俺は急いで仕事へ向かった .
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