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家に入る前に一応周りを確認し、 俺は家の鍵を開けた ふぅ… これで俺は解放された ってか何もかも初めから自分が悪いんだけどな そこんとこよく反省せねば… 何となく久々に感じる自分の部屋 相変わらず散らかってます 明日片付けでもするか… まずはそこからだ とりあえず風呂風呂… 『……ん?』 ポケットの中で携帯が鳴っている… こんな時間に誰だよ 携帯を出し、開いて見る …朔夜? どーせまた迎えに行くとかそんな電話だろう… 残念ながら俺はもう家だ ピッ 『…もしー?』 〈…出て来て〉 『は?』 ピンポンピンポンピンポン え… えええぇ… ドンドンドンドン! ドアを叩くな! 急いで玄関の鍵を開けに行く な…何故俺が家にいる事がわかったんだー!? 疑問に思いながらとりあえずドアを開けた 『…どうしたんだ?』 すると朔夜が玄関に入って来た 「…遊びは止めるって言ってたはずだよな?」 『い、いきなり何だよ… それより何で』 「なんであの女とキスしてたんだよ」 え? 『な、なんで…』 もしかして見られてたとか… 『あれは別に…』 「黙れよ」 『ま、待て!何いきなり怒ってるんだよ!』 …っ 胸倉を捕まれ、壁に押し当てられた 「好きでもない奴とするんだから… 俺だってしてもいいだろ?」 『えっ……んん!』 抑えつけられて無理矢理… 頭が真っ白になった 『……』 俺は一体何をされてるんだ…? 『…朔っ……やめろっ…』 「……」 俺の唇を割って舌が… 『んんっ…』 押しのけようとするがびくともしない 何でキスされてるんだ!? 俺は男だぞ!! 『……んんっ!』 変な音が耳に響く 『………やめろっ!』 思いっきり力を込めて朔夜を突き飛ばした .
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