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「さ、立ってないで座って下さい」 『あっはい』 スゲー… 一体何人掛けのソファーなんだこれ? 余裕で足伸ばせるし 『すいません。つまみなんですけど、これしかなかったんで… 大丈夫ですか?』 オシャレな皿の上にちょこっとしたカマンベールチーズと見た事ない食べ物… あなたは本当に居酒屋の店長なのか? 出されたつまみをジロジロと観察していると、 俺の隣に尾澤さんが座った 「…とりあえず乾杯」 『あっすいません。…乾杯』 酒を一口飲んでつまみをパクリ… 『……』 「どうでしょうか…」 『ヤベー…』 うますぎる!! こんな美味いもん食った事ねーぞ コンビニのスルメなんぞ比べ物にならん 『もう一つ食べていいっすか?』 「まだありますからいっぱい食べて下さい」 『やった!』 クスッ ん? 「憂くんは見ていて飽きない人ですね」 『なんすかそれ?』 「気にしないで下さい」 んん? まぁいいや 隣で笑う尾澤さんをちらみしつつ俺はひたすらつまみを食ってた って少しは遠慮しろよな俺っ .
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