第一章 -旅立ち、そして-

6/12
前へ
/94ページ
次へ
グダグダな感じでパートナー選びが終わる。 「じゃあ博士。自分はこれで…」 戦う上で、このちびまりさの特性も知る必要があるだろう。 外に出て草むらに向かう。 「ちょっと待った、ケイ!」 …事が出来なかった。 蓮子に呼び止められる。 嫌な予感。 「ちょっと私の相手してみなさい!」 と、びしっと指さされた。 やっぱりか。 「基本的にバトルは申し込まれたら断れない…だったか」 「そういうこと、さぁ行くわよ!」 蓮子が陰陽玉を構える。 …仕方がない。 「…分かった」 ため息交じりに了承し、陰陽玉を取り出す。 …今までゲーム画面でしかやっていなかったバトルが現実で始まる。
/94ページ

最初のコメントを投稿しよう!

53人が本棚に入れています
本棚に追加