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その者を見た紫は、
紫
「…貴方もしかしたらこの世界の妖怪…いやこの地域ならモンスターとでも言うべきかしら?」
ジャック
「ほっほう私がその類いだとわかりましたか。そういう貴女もどうやら人間じゃないですねぇ。人ならざるもの感じますから。」
自分が化け物の類いと見抜かれた者は紫の正体が少し分かったような発言をして言葉を続ける。
ジャック
「余りにも人にそっくりなんで間違えちゃいましたね。私は山で迷った人間を誘導して町に帰すのが仕事なのですが…まさか類を誘導してしまうとは…」
紫
「やぁね、誘導されたんじゃなくて着いてきただけよ♪」
ジャック
「はぁ…それを誘導されたって言うんだよぉ…というわけだから元いた場所に帰ってくれないかねぇ?」
紫
「……………………言いわよ別に…
でも………」
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