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「ただいま。」
優しく穏やかな声。
その声に慌てて振り返ると漆黒の瞳。
「おはよう、美桜さん。」
「おはようございます!!」
隣から小さな舌打ちが聞こえた。
閻魔大王と恐怖の女王の仲裁をしたのは組長だった・・・。
嬉しそうな笑みを零す綾さん。
さっきまでの恐怖の女王から一転して綺麗で優しい綾さんに戻っている。
隣の閻魔大王も人間に戻り何事も無かったかのように優雅にコーヒーを飲んでいた。
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