第一章

2/3
前へ
/48ページ
次へ
-- ----- -------- ----------- ………いや…………。 ヤメテ……やめてよ。 もう………モウヤメテ……… 『イヤァァァァァ!!!!』 ガバッ!! !!!!!!??? ………夢??? 『ハァ、ハァ………フゥゥ』 ………夢か。 またあの日の夢を見た。 肩で息をしながら、呼吸を整える。 心臓がまだバクバク鳴っている。 Tシャツは汗でびっしょりだ。 あぁ………あたしは何度、この夢を見たら忘れられるんだろう。 過去を振り返るなんて、らしくないじゃない。 男なんか、いちころだよ。 こっちには女の武器ってのがあるんだから。 ………決めたんだ………。 ………もう男なんて、信じないって、決めたんだ。 ……あの日。 --------------- ------------ --------- ------ --- ,
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加