第二章

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『ねぇねぇ、隼人起きてるのめずらしくない?』 『俺も寝ようと思ってたんだけどさ、なんかみんなが寝はじめたら先生が可哀相になってきちゃって……。そしたら橘が指されてたから………笑』 『ってか、寝てる人飛ばされてるじゃん!!あたしも寝かせといてくれれば良かったのに』 『いやいや、橘だから起こしたんだよ』 『なんであたしだと起こすの??逆に迷惑なんですけど。』 『馬鹿は勉強しないとヤバイだろ。逆に起こしてあげた事に感謝してもらいたい位だわ』 『はぁぁあ!!!!????あたし馬鹿じゃないし。ってかあたしより麗起こしてあげなよ。あいつのが赤点ヤバイから』 『あいつは席が遠いから無理』 『そ~やって、あたしにだけイイ迷惑だ事。』 『いやいや、俺のすげぇ~優しい親切心を無下にしようってのか!!??』 『そこ、うるさい!!!!聞きたくないなら寝てろ!!』 『はぃ、すみません』『は~ぃ。すんませんでした』 二人そろって怒られてしまった。 仕方なく優華は携帯を静かにいじる事にした。 『件名:おひさ~✋ 差出人:佳奈(カナ) 本文:優華元気?いつになったらあたしと遊んでくれるのよ😉💕⁉』 中学の友達の佳奈からメールが来ていた。 『件名:おひさ✋ 送信先:佳奈 本文:元気だよ😁いつでも遊ぼうよ⤴⤴ 佳奈いつ暇なの⁉⁉』 送信ボタン ピッ 『~送信しました~』 よしっ!! 今日の放課後は………ぅう~ん………どうしよっかな??? 麗とどっか繰り出そうかな??
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