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『おはよう!ユチョン!』
ユチョン「……………」
チャンミン「どうしたのユチョン?」
ユチョン「チャンミン、チャンミンがれおに日本語でって意味わかった。」
チャンミン「え!?…もしかしてユチョン、聞こえた?」
ユチョン「俺って、まだ寝ぼけてる?」
チャンミン「いえ、はっきり起きてるし、聞こえたのなら、僕にとっては好都合」
ユチョン「……ふーん、そうゆう事か。」
チャンミン「触れば聞こえるんだ。れお、メンバー共お話出来るようになるよ」
れお『ほんと』
チャンミン「良かったね」
若干3名、取り残されている。
チャンミンとユチョンのやり取りを傍観するのみ…というより、入るタイミングを失っていた。
ユチョンの腕からスルッと抜け、れおはチャンミンに尋ねる。
れお『さわればいいの?』
チャンミンが笑顔で頷いたので、れおは喜んで腕組みをしていたユノの足元へ駆け寄って、その小さな前足をユノの足先にチョコンと置いてみた。
れお『こんにちは、ユノ』
ユノ「……………」
れお『あれ?チャンミン、ユノ聞こえてないよ』
不安げにれおがチャンミンを見上げると、笑い転げているチャンミンとユチョンの姿。
ユチョン「大丈夫、大丈夫、ユノには聞こえてるよ」
まだ笑いが止まらないユチョンがそう言うので、れおはもう一度ユノに話しかけてみた。
れお『ユノ?聞こえる』
ユノの視線がれおの視線の高さに近く。
ユノ「…本当にしゃべってるんだ…」
れお『やったーユノとも話せる』
小さなしっぽをちぎれんばかりに振り、ぴょんぴょん跳ね喜ぶれお。
ユノの表情が驚きから笑顔に変わる。
その状況を見ていたジュンスとジェジュン。
ジェジュンは後退りを始め、ジュンスはれおを抱き上げた。
ジュンス「ほんとに話せるの?」
れお『うわぁ、ジュンスだぁ』
ジュンス「おわ!!本当だ本当に犬がしゃべった!!」
れお『犬…』
チャンミン「ジュンス、れおだってば」
ジュンス「あっ!ごめん」
れお『ううん。』
ジュンス「うわぁ~凄いなぁ、ほんと凄いよほら、ジェジュンも抱いてみなよ」
ジェジュンは遥か彼方…。
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