月刊モダンコロッセオ7月号

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【東京】 日本の首都、東京。 全国的にも有名な選手が存在し、おもしろい選手も多数いる東京モダンコロッセオ。 そのなかから五人の選手をピックアップ! 【龍ヶ崎 裕】 Bランク 今、東京のモダンコロッセオでもっとも期待度の高いと言える新人武闘士がいる。 その名も龍ヶ崎 裕! 彼の戦いは新人とは到底思えないほど戦い慣れているように見え、そして見ている者を熱くさせてくれる何かがある。 彼の強みはまずなんといっても走力とフットワークの軽さ。 反応もいい龍ヶ崎選手に攻撃を当てるのは至難の技だ。 さらに彼にとってはデビュー戦となった今年の春大会では今まで何人もの武闘士を吹っ飛ばし、リングアウトにしてきた津嶋選手の『咆哮の音』を堪える足腰の粘り強さも見せてくれた。 そして彼の武器、『砕拳』という名の通り、すべてを砕くような拳での攻撃も強力である。 そんな龍ヶ崎選手はまだまだのびしろもあり、これからの活躍がもっとも楽しみな新人武闘士である! 【奈良原 久音】 Bランク 華麗に舞うように戦う美しき武闘士…… それが奈良原 久音選手である。 女性選手でありながらモダンコロッセオマイナーリーグ東京ランク2位に位置する奈良原選手。 彼女の武器、『フローラルリボン』を駆使し、相手選手に触れさせることも許さずあっという間にリングアウトとさせてしまうその流れるような戦いを『クオン・マジック』や『芸術』などと表現する者もいて、その美しい姿に魅了されてファンとなる観客が後を絶たない。 しかしここ最近の彼女の戦いには何か迷いや葛藤があるように見える。 それらのしがらみから抜け出せた時、彼女は本物の強さを手に入れるであろう。
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