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霊夢が縁側でゆっくりとお茶をすすっている一方、博麗神社の裏側に出来た大穴もとい大空洞の奥に広がる幻想郷とは異なる別次元にある世界『時空郷』。
その中心部に広がる神社、『時空神宮』の総本殿の縁側では、二人の少女と一人の女性が優雅に巨峰酒を飲んでいる……。
「それで、コレからどうするつもりなの?」
藍色の長い髪の少女が、隣に座る長い黒い髪を霊夢と同じように赤いリボンでポニーテール状に結った少女言う。
「まぁ、私の未来予知では、遅かれ早かれ、ココにやって来るだろうね~……。あちら側の世界の人達が……っんぐ」
黒髪の少女はそう言って巨峰酒を飲む。
「まったく、貴女のとんだ戯れに私達まで巻き込まないでほしいわね」
「まぁまぁ、他の世界の人達と戯れるという貴重な体験が出来るんだしさ、暇潰しには丁度いいじゃないの!!」
「まぁ、確かに暇潰しには丁度いいかもしれないわね。圭一達なんか、凄く張りきっていたしそれは別にいいと思うわ。……でもそれよりも……」
藍色髪の少女は、黒髪の少女の更にその隣に座る金髪の女性に目を向ける。
「あらぁ……梨花ちゃんは、楽しくないの?」
黒梨花「何で、鷹野までいるのよ!!」
「ん~……メーテルさんがいると盛り上がるからかな?(笑)」
黒梨花「(笑)って何よ!!しかもメーテルって!!少しは自重しなさい!!(怒)確かに黒ずくめ衣装である所は共通してるけど!!」
鷹野「あら、この衣装結構気に入っているのよ?……それともピンクの服きて『超パー!!』とか言った方がよかったかしらぁ?」
黒梨花「それはアンタの株価が世界恐慌並の大暴落が起きるから、止めていたほうがいいわよ……。っていうかここで『うみねこ』の話をしてどうするのよ!!」
鷹野「あら?そう言う梨花ちゃんの格好は、『うみねこ』に出てくるキャラクターの衣装じゃないの?」
黒梨花「創主が勝手に着せ替えたのよ!!」
創主「だってカッコイイじゃん!!ベルンカステル卿は最高だろ?……何なら鷹野専用にラムダデルタ卿衣装もあるけど?」
黒梨花「読者の妄想に破壊的なダメージを与えることを言わないの!!」
鷹野「あらぁ……私は別に構わないけど?」
創主「ぶぼばあぁッ……!!」
黒梨花「読者じゃなくて創主の妄想に破壊的なダメージを与えたわ」
創主「や……やばいね~……鷹野さんのラムダデルタ衣装姿……色んな意味で……!!」
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