打ち上げ 鳳-玄 🍀

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緑「紅ちゃん。待って」 緑玄が俺の肩に手を掛けた。 俺はそれでも振り返らない。 緑玄の触れた肩が熱い。 そのまま緑玄は何も言わなかった。 その時、目の前でエレベーターの扉が静かに開いた。 俺はまだ振り返らずに言った。 紅「緑くん。来ちゃ駄目だよ?緑くんいないと始まらないでしょ」 上ずりそうな声を多分抑えられたと思う。 と、同時に俺はエレベーターの中に足を一歩踏み入れた。 緑玄は肩を掴んだまま何も言わない。
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