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俺ら三人は幼稚園からの付き合い、言わば『幼なじみ』ってやつだ
三人はあだ名で呼びあってる。
水城は水(スイ)
純平はモロ
俺は誠(セイ)
たまに誠(マコト)と呼ばれることもある
「やっべ、実技はじまっちまうぜ!‥って武道場ってどこだ?」
あははと苦笑いしながらそんな事をいう水城に対してため息をつくモロ
「あっち。さっき確かめたから間違いはないよ」
モロが指を指す向こうには『この先武道場』と書かれている
「さすがモロだね。頼りになるよ」
モロは頭が切れる。だがその分実技が劣ろう。俺と水城はその真逆って訳だ。
「んじゃ、俺は先に行ってるぜっ。二人とも、頑張れよ~」
と走り去りながら言うと水城は先に行ってしまった。
残った俺らはため息をつくと顔を見合わし、「行くか」と言うと歩いて武道場へ向かった
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