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―――入試が終わって早3ヶ月ぐらい
今俺は鏡を見ながらワイシャツにネクタイをつけている
現在時刻は朝の7時
朝食はすませ、今準備の段階だ
何の日だかって?入学式ですよ~
「いってきま~す」
と元気よく家から飛び出す誠一
荷物は旅行に行くかの用な量だ。
何でもあの武神高校は全寮制らしい
八千代姉が言うには設備はいいらしい
あ、八千代姉って言うのは実の姉ではなく、昔からの武道仲間、言わば姉的存在なのだ
「ちょっと早く着きすぎたかなぁ‥」
商店街にある大きな時計台の下で人と待ち合わせをする約束をしたのだ。
集合は7時半、現在7時10分
早く来る分には問題ないだろう
そんなことを考えているうちに身長が高く、スラッとしていて、髪が腰の位置まである、いわゆる美人が俺の方へ向かって来る。
―――フラグか?
何て思った方もいるかも知れませんが、この人こそ八千代姉、坂神八千代なのだ
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