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講演会のあと、由美子ちゃんと喫茶店に入ってお茶することにした。
「かっこいいし、金持ってるし、まぁ…若くはないにしても…
モテるわな。」
『でもさぁ…真面目に聞いてる人たちいないってことだよね?』
「だろうね。
ただ雅幸様と話したいっ!
あわよくば雅幸様とお近づきになりたいっ!
っていうおばちゃまばっかだろうよ。」
『なんかそれってあの社長さん可哀想だね…』
「え…?」
声のする方を振り返ると、さっき講演していた東雲 雅幸社長が立っていた。
「可哀想って…?」
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