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大翔は自慢気に
「エッチを色々変換してみたんですよ｡
それでアルファベットのＨに行き着いてそれが二個｡
さらに息を吸うが酸素を指したもの､
Ｈと2とＯで水になったって訳ですね｡
情報が少ないから簡単に解けますよ｡」
大翔の回答に優子はふて腐れながら､
「結構自信あったんだけどなぁ｡
まだまだ行くよ!」
そうして到着までの間ひっきりなしに優子にクイズを出され､
それに全て即答していった｡
「あー悔しい!!
もうすぐ到着だから後一問｡
このサークルのメンバーの中のビッグシープとは?」
大翔は優子の問題に初めて頭を悩ませた｡
(これって俺の主観が入るから…
とりあえず答えてみよっかな｡)
大翔が躊躇いながらも口を開いたときに雅人が､
「もう到着するぞ!
寝てるやつ起こして準備しとけよ!」
そう言ったので優子とのクイズ大会は強制的に終わることとなった｡
(ある意味助かったかな?)
大翔はひっそりと胸を撫で下ろした｡
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