プロローグ

2/2
前へ
/155ページ
次へ
月明かりのみしか照明のない薄暗い部屋で1人の人物が薄気味悪く笑っていた。笑うのをやめたその人物は怒りの籠った声で、 「ここまで長かったが…ようやくすべての準備は整った。 あとは何食わぬ顔で合宿に参加しあのおぞましいあいつらを殺すだけ!あいつらは絶対に許さない! 後少しまっててくれ優月。」 その人物はの表情は怒りから悲しそうなものに変わり壁の方を見つめた。 そこには月明かりに照らされている一枚の写真があった。 その写真には眩しいばかりの笑顔を浮かべる、 可愛らしい女性が写されていた。
/155ページ

最初のコメントを投稿しよう!

44人が本棚に入れています
本棚に追加