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いつもと同じように
仕事に向かう途中
何者かに頭を殴られて…
気が付いたらここにいた
何度思い返しても
そんな事をされる理由が、思い当たらない
「何なんだよ」
助けを呼ぼうとドアを叩いても反応がない
「そうだ携帯!」
携帯を入れた鞄を探したが
見渡す限り何処にもなかった
しかし
かわりに奇妙な物が目に入る
広い真っ白な部屋の片隅に
申し訳なさげに置かれた
小さな箱
「なんだ…これ?」
「嘘だろ…」
男はそれが爆弾だと一目で分かった。
ドラマや映画で見た事がある
タイマーと2色の配線
だかまだタイマーが動いていない
男の額に汗が浮く
早くここから逃げないと!!
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