第七章 関東大会

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健吾「ハァ! ハァ! ハァ!…」 都大会から二週間くらい経った。 夏美「あんた少し休んだら?」 健吾「まだ…ハァ…まだです…」 今やっているのは朝練ならぬ早朝練。 夏美さんに頼んで学校を開けてもらい、みんなが来る前に練習を先に始めているのだ。 俺はこの二週間休まずこれを続けている。 なんでこんなことをやってるのかって? 勿論、関東で勝つためだ。 全ては美香のために… 美香との約束を果たすために…
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