第七章 関東大会

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健吾「さて! あと10本200mのレペをやって終わりにするか!」 俺はまた走り始めようとした。 が… 透「健吾ぉー」 折角覚悟決めたのに… 声がする方を見ると透がいた。 いや、透だけではない。 後ろには瑞也、あと瞬がいた。 透「水臭いじゃねぇか~俺らを誘わないで一人で走るなんてさ」 健吾「それじゃあ一緒にやるか? 200mのレペ10本」 透「え、遠慮しとく…」 健吾「だろうな。じゃあお前らの朝練はいつものようにトラック20周で」 いつもは200mトラックを20周して終わらせている。 ペースはその日その日で違うが、ラスト5周に差し掛かったら全力で走るようにしているから充実した練習法だと俺は思う。 ま、俺は二週間前から違うけど。
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