最終章 心[ココロ]

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夏美「よッ!」 健吾「…夏美さん」 明るいテンションで登場したこの人。 手にはなんだかお土産のようなフルーツが沢山ある。 夏美「ほら、リンゴ剥いてあげるわよ」 俺がフルーツに視線を向けていたらいつの間にかベッドの隣の椅子に来ていた。 健吾「女性らしい一面もあるんですね」 夏美「ば、馬鹿言ってんじゃないわよ! 私は女よ!」 そう言いながらシャリシャリとリンゴを剥いていく。 夏美「はい」 健吾「ありがとうございます」 数分で二個のリンゴは数多くのうさぎさんに変わった。
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