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プロローグ
「順哉ーーーやぁ」
順哉の家族が側で泣きくづれていた。傷一つない綺麗な体をしており、今にでも起き上がるような感じでいた。
そこに2年間付き合っていた。彼女、真希が知らせを聞きつけ駆け込んできた。
「いやぁー、何で、どうしてなの?起きてよ。ねぇ、順哉早く起きてってば・・・」
真希は、順哉の顔に手をそっと置いた。ただいつものように寝ているだけのようんな感じがしていた。
泣き崩れている真希の肩に、順哉の姉、嘉美が手をそっと置いた
真希は、嘉美の事を実の姉のように何でも相談できる存在であり、順哉のことも相談に乗ってもらっていた。
「真希ちゃん、順哉は人を助けようとして、車に轢かれたんだって・・・その人は助かったんだけど・・・
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